お風呂の湿気を排出し、カビの発生を防いでくれる重要な「換気扇」。しかし、その内部は湿気を含んだホコリや見えないカビでびっしり汚れているかもしれません。
換気扇の汚れを放置すると換気効率が著しく低下して浴室にカビが生えやすくなるだけでなく、換気扇からカビの胞子を撒き散らしてしまう恐れも…。
この記事では多くのご家庭で使われている「シロッコファン」タイプの換気扇を中心にご自身でできる分解洗浄の方法をプロのコツと共にご紹介します。
安全第一!掃除の前に必ず確認
- 電源オフ:必ず換気扇のスイッチを切り、分電盤のブレーカーも落としてください。
- 保護具を着用:ホコリやカビを吸い込まないよう、マスク、ゴム手袋、保護メガネを着用しましょう。
- 取扱説明書の確認:分解方法は機種によって異なります。無理に分解して破損させないよう、必ずご家庭の換気扇の取扱説明書を確認してください。
準備するもの
- 中性洗剤(または重曹、酸素系漂白剤)
- ブラシ(古歯ブラシが便利)、スポンジ
- 雑巾、ドライバー
- 大きなゴミ袋や桶
プロ直伝!換気扇の分解掃除手順
ステップ1:分解する
取扱説明書を見ながら、カバー、フィルター、そして筒状のファン(シロッコファン)を取り外します。ネジをなくさないように注意しましょう。
ステップ2:【重要】乾いたホコリを先に取り除く
部品を濡らす前に、まずは掃除機やブラシで、付着した乾いたホコリをできる限り取り除きます。プロのコツ:湿気を含んだホコリは粘土のようにこびりついてしまいます。濡らす前にホコリを取ることで、後の洗浄が驚くほど楽になります。
ステップ3:洗剤でつけ置き洗い
大きなゴミ袋や桶に、40〜50℃くらいのお湯と洗剤(中性洗剤や重曹など)を入れ、取り外した部品を30分〜1時間ほどつけ置きします。
ステップ4:こすり洗い
つけ置きで汚れが浮き上がってきたら、ブラシやスポンジでファンの羽の間などの細かい部分を丁寧にこすり落とします。
ステップ5:すすぎと完全乾燥
洗剤成分が残らないようによくすすぎ、水気を拭き取ってから、完全に乾燥させます。湿ったまま戻すとカビの原因になるため、焦らずしっかり乾かしましょう。乾燥後、元の通りに組み立てて完了です。
掃除の頻度は?
カバーなど外側は週に1回、フィルターやファンなどの内部は3ヶ月~半年に1回程度の清掃が推奨されています。
【分解はやっぱり難しい…そんな時はプロにおまかせ!】
「ファンの分解や内部の掃除は、自信がない、時間がない」「自分でやってみたけど、汚れが完全に落ちなかった」そんな方も多いはずです。無理して故障させてしまう前に、専門業者に依頼するのも一つの手です。プロなら専用の道具と洗剤で、換気扇の奥の奥まで徹底的に洗浄してくれます。
PR:株式会社FireWorks
プロにお掃除を頼むなら、お得な激トク4時間パックがオススメ!
作業実績20万件突破!☆やりたいお掃除を選べる☆激トク4時間パック

まとめ
お風呂の換気扇をきれいに保つことは浴室全体のカビ予防と快適なバスタイムに直結します。
本記事を参考に定期的なお手入れにチャレンジしてみてください。
コメント