便器はこまめに掃除していても意外と見落としがちなのが「トイレの壁」。実はトイレの嫌な臭いの原因は、壁に飛び散った尿や、湿気によるカビかもしれません。
特に腰から下の壁には目には見えなくても汚れが蓄積しています。放置すると黄ばみや黒ずみとして現れ、一度定着すると落とすのが大変に…。
この記事ではトイレの壁に付着する汚れの種類とそれに合わせた効果的な掃除方法、そして汚れを予防するコツを詳しく解説します。
あなたのトイレの壁汚れはどっち?原因別掃除法
原因1:尿の飛び散りによる「黄ばみ」
尿はアルカリ性の汚れです。そのため反対の性質を持つ「クエン酸」が効果的です。
- クエン酸スプレーを作る:スプレーボトルに水100mlとクエン酸小さじ1杯を入れてよく混ぜます。
- 拭き掃除:壁に直接スプレーするか、トイレットペーパーや布に含ませて、汚れた部分を拭き取ります。
- 頑固な黄ばみには「パック」:クエン酸スプレーを染み込ませたキッチンペーパーを壁に貼り、ラップで覆って20〜30分放置すると、汚れが浮き上がります。
- 仕上げ:最後に水で固く絞った布でクエン酸を拭き取り、乾拭きします。拭き残しは新たな黄ばみの原因になるので注意しましょう。
原因2:湿気による「黒カビ」
壁紙に発生した黒カビには、「消毒用エタノール」がおすすめです。
- トイレットペーパーや布にエタノールを染み込ませます。
- カビの部分を優しく叩くようにして拭き取ります。こするとカビの胞子が広がる可能性があるので注意してください。
掃除の基本と注意点
- 上から下へ:汚れが垂れても、掃除済みの場所を汚さないよう、壁の上から下へ向かって拭くのが鉄則です。
- 換気を忘れずに:掃除中は必ず窓を開けるか、換気扇を回しましょう。
- 壁材の確認:ビニールクロス以外の、紙や布、珪藻土などのデリケートな壁材は、水拭きや洗剤でシミになることがあります。必ず目立たない場所で試してから掃除を始めてください。
- 混ぜるな危険!:トイレ用洗剤に多い「塩素系」と、クエン酸などの「酸性」タイプは、混ざると有毒ガスが発生します。絶対に同時に使わないでください。
汚れをつけない!毎日の予防策
- 男性も座って用を足すことを心がける
- フタを閉めてから流す
- こまめに換気する
これらの小さな習慣が、壁の汚れを大きく減らしてくれます。
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まとめ
トイレの壁掃除は臭いの根本的な解決に繋がります。
汚れのタイプに合わせた正しい掃除方法で清潔で快適なトイレ空間をキープしましょう。
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