エアコンの効きが悪い、なんだかカビ臭い…。その原因、もしかしたら「フィルターの汚れ」かもしれません。
エアコンのフィルターは室内の空気に含まれるホコリやカビをキャッチする、いわば「マスク」のような存在。ここが目詰まりすると冷暖房の効率が著しく低下し、無駄な電力を消費してしまいます。
ある試算ではフィルター掃除を1年間しないと電気代が約25%も高くなる可能性があるというデータも。
この記事では誰でも簡単にできるエアコンフィルターの正しい水洗い方法と掃除がもたらす節約&健康効果について徹底解説します!
掃除の頻度は?
冷暖房をよく使うシーズン中は「2週間に1回」が理想的なペースです。面倒に感じるかもしれませんが、この一手間が大きな節約に繋がります。
【準備するもの】
- 掃除機
- 古歯ブラシ
- 台所用中性洗剤(油汚れがひどい場合)
- 新聞紙、マスク、ゴム手袋
【プロが教える!フィルター掃除の正しい手順】
ステップ1:安全確保と準備
- 必ずエアコンの電源を切り、電源プラグを抜いてください。
- エアコンの下に新聞紙などを敷き、ホコリが床に落ちるのを防ぎます。
ステップ2:フィルターを取り外す
前面パネルを開け、取扱説明書に従ってフィルターをゆっくりと取り外します。ホコリが舞いやすいので注意しましょう。
ステップ3:掃除機でホコリを吸う
水洗いする前に、まずはフィルターの表面(ホコリが付いている側)から掃除機で丁寧にホコリを吸い取ります。
ステップ4:シャワーで水洗い
- プロのコツ:シャワーを当てるのは、ホコリが付いていた面の裏側から!こうすることで、ホコリがフィルターの目に詰まることなく、効率的に押し流せます。
- 水温は40℃以下のぬるま湯か水にしましょう。熱湯は変形の原因になります。
ステップ5:汚れがひどい場合
キッチンの近くに設置しているなどで油汚れが気になる場合は、薄めた台所用中性洗剤をつけた古歯ブラシで、優しくこすり洗いしてください。
ステップ6:【最重要】日陰で完全に乾かす
洗い終わったら、タオルで優しく水気を拭き取り、直射日光を避けて風通しの良い日陰で完全に乾燥させます。
※湿ったまま戻すのは絶対にNG!カビや雑菌が繁殖する温床となり、嫌な臭いや故障の原因になります。
ステップ7:仕上げの送風運転
フィルターを元通りに取り付けたら、30分〜1時間ほど「送風運転」をしましょう。エアコン内部に残った湿気を乾燥させ、カビの発生を予防できます。
【フィルター掃除だけでは臭いが取れない時は…】
フィルターをきれいにしても臭いが消えない場合、原因はエアコン内部の熱交換器や送風ファンに付着したカビかもしれません。内部の分解洗浄は専門的な技術が必要です。
そんな時は、プロによるエアコンクリーニングを検討する良い機会です。アレルギー対策にもなり、新品同様のきれいな空気が蘇ります。
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まとめ
たった15分程度のフィルター掃除が電気代の節約、アレルギー対策、エアコンの寿命延長に繋がります。ぜひ、次の週末にでも実践してみてください。
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